孟宗竹鍋を楽しみながらの春期森林体験
地域森林資源を活用した地域活性化を目指して "森林に家づくりの物語を探しに行きませんか"


「秋田杉で街づくり」ネットワーク

「秋田杉で街づくり」ネットワークでは、平成22年5月23日に春の森林体験事業を開催しました。

→ 三瀬の森林歩き交流 秋田から120人訪れる(荘内日報 5月24日掲載)

■ 目 的

近年森林に対する関心が国民的とも言える高まりを見せています。その背景は、森林の持つ多様な機能と効果が評価されていることによります。山地・河川には、災害に対する治山治水、水源の涵養機能、健康面での癒し効果、レジャーなどのレクリエーション基地など、その効果は多岐にわたっています。さらに近年、地球規模で問題となっている地球温暖化対策では、森林の果たす役割が重要な方策を担っております。

一方、森林の現況は、木材価格の低迷による林業の衰退、同時進行的に担い手の高齢化など、林業を取り巻く現状は年々厳しくなっております。その結果、森林の整備が進まず、荒廃が全国規模で進行しております。全国一の備蓄量を誇る秋田スギを抱える本県も例外ではありません。

森林資源を活用した地域活性化のためには、植林から伐採までの森林の循環システムの構築が急がれます。その方策として、森林への適正な利益還元は、林業の再生、ひいては森林の再生へとつながり、木材産業の安定経営にもつながり、樹を活かした循環型社会が可能となります。

■ 開催主旨
森とのふれあいを通して、自然との「共生」を感じて頂き 「森からの家づくり」を考える場とする。
森林体験後、採れたての孟宗汁を楽しむ。

■ 当日の様子